1996年製造の携帯電話を見て

今、私のスマートフォンはiPhone11ProMaxを使用しています

昨日、実家に行く用事があり
実家に何か思い出の品は無いかと探してみると

引き出しにこれがありました

DoCoMoのP101

製造年は

※Instagramより

1996年6月でした



高校を卒業し
大学を受験したものの、不合格の連続

父親の定年も近づいていて、出来れば現役で合格したいということもあり、実家近所の大学の夜間部を受験

今はどうか知りませんが
合格番号が書かれた通知が届き
自分の受験番号があった時の喜びは今でも忘れません

学費は昼間部の半分で済み
卒業時も昼間部と同じ扱いで卒業でき
日中は時間があるのでアルバイトでお金を稼げる

両親は喜んでました
今思えば親孝行したのかなって思います



大学入学後
高校の部活の先輩が働いていた永山駅前のTSUTAYAはバイトを募集しておらず
多摩センターのTSUTAYAは募集1名に多数の応募があり、落選
バイトが決まらなかった時に大学の厚生課の掲示を見て目に入ったのが多摩センターにあったデパート、多摩そごうのアルバイトでした

応募をするとすぐに面接となり
希望の売り場を聞かれた時に、とにかくバイトがやりたくて、「どこでもいいです」と言ったのを思い出します

売り場は洋食器売場に配属となり

人生はじめてのアルバイトは洋食器売り場の店員でした
1996年6月のことでした

右も左もわからない私を先輩が手取り足取り教えてくれました
一緒に納品場で検品や返品作業をしたり、
プレゼント包装やのし紙、リボンの掛け方、レジ打ち、棚卸し…
年末夜遅くまで残業したことなど、今でも良い思い出です

携帯電話は、そんなバイトをしていた最中、夏から秋くらいに購入したと記憶しています
多摩そごうにある、家電売り場で購入しました
購入後、バイトの先輩にダイヤルロックをかけられ、夜、大学でロックが解除できずに友達に解除してもらったことを思い出します



携帯電話を見て、製造年を見て1996年を思い出しました

多摩そごうは私が大学を卒業して間も無く、閉店してしまいました

あれから20年経とうとしてるんだけど、一緒に働いていた皆さん、元気かな…

多摩そごうはその後、三越・大塚家具となり、今はココリア多摩センターとして、複合ショッピングセンターになってます
私がいた洋食器売り場は大塚家具から現在は書店の丸善となり、面影はありませんが、位置はわかるのでたまにその場所に行くと当時を思い出します



1996年は大学に入学し、初めてバイトをし、自分が働いた分の給料をもらうという、大人としての一歩を踏み出した年でした



1996年は思い入れのある年です
今後もこの携帯は大切に保管したいと思います