単独でやってる
東京消防庁の管轄区域マップなんですけど
東京都内の市区町村で唯一白い場所があります。
なんと!稲城市は東京消防庁の管轄外だったのです。
つまり独自に消防本部があるんですね。
ここにもありますが、
まず稲城市のやりかたが正当法です。
消防の業務は、元々市町村で行うべき仕事なのです。
東京は市町村が密着しており、消防や救急業務の明確な境界線がつけづらいので、都に消防事務を委託していると言う訳です。
稲城市は大きな市ではないからか、東京消防庁に委託すると委託料で市民税が上がったり、職員の数が減ったり、緊急車両の台数が減らされたりとかして、市民サービスが低下するかもしれない。
自前で消防サービスを賄える力があり、その方が良いという判断なのでしょう。
もちろん、東京消防庁や川崎市消防局とは応援協定を結んでいるようですよ。
稲城の消防職員は、稲城市の職員
東京消防庁の職員は東京都の職員なんですね。
知らなかったです。勉強になりました。
なお、稲城市に警察署は無く、管轄はお隣の多摩市にある多摩中央警察署です。
昔は多摩市も稲城市も日野警察署の管轄で、子供の頃「多摩市は日野の植民地」と言われていた記憶があります。