後悔が小さくなることを祈って

今日は気が向いたので私の身の上話を書きたいと思います。

 

 

人に言えるほど大した人生は送ってませんが

最初にこれからを生きる若い方々にこれだけは伝えたい。

 

やりたいことがあって、チャンスがあるなら、向かっていってほしい。

 

後悔が小さくなることを祈って…

 

 

…私は19年前、大学を卒業し、某警備会社に入社しました。

当時は就職難でした。それでも力があれば就職はできたと思いますけどね。

 

総合職で入社して、雰囲気の良い現場に配属されました。

仕事は楽しかったです。でも、総合職ですから、現場のままは無く、その後本社勤務になり、総合職が2人も辞めたり異動している前評判の悪い部署に行くことになりました。

 

異動後、自分の努力が足りなかったかもしれない。その時に今で言うパワハラに近い扱いを受けました。狭い部署で上司に朝から昼まで立たされ説教。上司の付近のロッカーをぶっ叩かれ怒鳴られたり。

昼休憩で部署に居られなくなり、近くの公園に逃げ込んでたのを思い出します。毎日先が何も見えなくて、少し先が見えたかなと思ったら消えて。

 

その数ヶ月後、会社を辞めました。

 

その時の人事部長の計らいで次に入社した関連子会社。配属した現場は70過ぎの爺さん隊長が天皇のように、好き勝手に仮眠は取りまくり、食べた食器を洗わされたり、布団のセットとか。こっちは仮眠も休みもあまり取れなくて。

 

20代中盤の若い人間は自分しか居なかったから、後に生きる資格を取らせてもらいました。
でも、毎日その繰り返しで、あっという間に20代を終えました。転職をしようにもまだ簡単に採用されない厳しい時代でした。最終選考で落とされたり…。

 

その爺さん隊長が去り、自分が中心に動く現場になったんですが、本社は向上することに積極的じゃない上、給与はどんどん減らされて。
隊員の人間関係は良く、契約先の人も良い人ばかりで、このままでも良いかなと思いました。

 

でも将来が見えない。隊長になったところで何も変わらない。休み取ったら給料無くなっちゃいますしね。

 

そこで幼い頃から興味があったバスの運転士になろうと夜勤明けで必死に免許取って、それを隊員仲間に伝えたら背中を押してくれて。

結果、バスの運転士は辞めてしまいましたが、それがあって今の職場に縁がありました。

 

 

振り返れば20代から30代の途中にかけての一番大切な時期に日々に流されてしまい何も変えようとせず、将来に繋がらない無駄なことをしてしてきました。

 

人は良い人に出会えました。

でも、ビジネスのスキルを少しでも身につけたかったし、友達と旅行にも遊びにも行きたかったし、もっと恋愛したかったです。
20代前半のパワハラ期に我慢すれば違う人生だったのかなとか。振り返れば後悔だけです。

 

人生一度きりです 

 

今は幸いに仕事は人がどこも欲しい状態です。今後生きていく中で前向きに、何かやりたいことが見つかったら向かっていってほしいです。

ろくな20〜30代を過ごさなかった私が唯一言えることとして、このことを職場の若い人達に機会があれば伝えています。


職場で出来た人間関係、友人関係は仕事を辞めても続けようと思えば続けられるでしょう。

でも会社の体制に不満があって、それを変えるのは時間がかかるかもしれませんから。

 

私は大切な時期を無駄に過ごしました。その時は分からなかった。今すごく後悔しています。

 

反面それがあったからの今、なのかもしれません。その現場でお世話になった先輩に教えられたことや自分が受けた嫌な思いを仲間にはしてほしくない等、今の業務に生きてる事もあります。

今一緒に仕事をしている方々との出会いも。違う人生なら出会ってないのだから。

 

 

長々と話しましたが、これからを生きる若い方々へ

 

一度きりの人生、振り返った時に後悔が小さくなることを祈ってます。応援しています。